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五島列島
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3日目
朝6:18にホテルの部屋を出発し、ひとり鬼岳に登る、月

ホテル横の鬼岳登山道

10分ほど

薄暗い中登る
  視界が開ける 外輪山、ここは端の端
    海方面
旭右側の山が邪魔し見えず 可憐な花、朝露に濡れながら歩く 東の方向、明るい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

←画像の上方中央、月です

徐々に朝焼けが広がり、あの山の向こうに行くためには相当歩かなければならず断念

下山 来た道をダッシュで降りる ツワブキ
太い枝が道を遮るところもあり
注意して下る
ホテル入口 靴が相当濡れてしまい、
スリッパで ホテル朝食へ

ホテル送迎のバスで福江港へ向かう

 

福江港、やはり福山のポスター多い

 

この日の船はチャーター便

乗船    
    福江島を左手に見ながら北上
久賀島(ひさかじま)【旧五輪教会】
久賀島・旧五輪教会堂
旧浜脇教会を移築した歴史的に貴重な建造物、左端の木造建物が国指定重要文化財
こちらのピンクっぽい建物は
五輪教会
実はこちらはおまけ
お手洗い
海が澄む チャーター便なので直接そばの港に
通常運行船便は寄らず
旧五輪教会堂
久賀島はキリシタンが身を潜め、明治元年にはじまる迫害で、12畳ほどの牢に約200人の信徒が押し込まれ、42人が死亡する悲劇が起きる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

使われいない廃堂で写真OK、写真撮影OKの教会はここのみだった。
市から委託を受けた教会守のNPO職員、ツアーなのでこうした予約を取ってくださっており説明を聞く。

和洋折衷、引き戸、観音開きだと台風に弱い 天井作りにリブボールド
三廊、伸廊、側廊
 

キリストも子供を抱く

 

18世紀後半、長崎市外海地区から久賀島へと移住した潜伏キリシタンは、既存の仏教集落の縁辺部である永里、内上平、外上平や、仏教集落から隔絶した場所である五輪、細石流に移住集落を形成。仏教集落の住民と漁業や農業を共に行うこと

で互助関係を築き、密かに自らの信仰を継続。しかし、幕末から明治にかけてキリシタン弾圧の厳しさは増し、1868年には「五島崩れ(牢屋の窄弾圧事件)」と呼ばれる厳しい弾圧が行われ、多くの死者が出る。久賀島は、1873年のキリスト教解禁の直前に潜伏キリシタンへ弾圧が加えられた最後の現場となる。それでも彼らは迫害を乗り越えてカトリックへと復帰し、各集落に新しい教会堂を建てていく。

久賀島で初めて建てられた初代浜脇教会堂は、久賀島の東岸、五輪集落に移築され、旧五輪教会堂として現存。

  建物、山側 帰り道、人のいないところで撮影
島ネコ

久賀島は平地が多く、漁業より農業従事者多い

 

旧五輪教会堂の奥の、五輪教会

外から眺めるだけ

こちらは現役

 

旧五輪教会堂の建つ港のポイント、船で乗り付け、そのまま見学してまた船から奈留島へという移動

 

【奈留島の江上集落(江上天主堂とその周辺】
久賀島を出発   奈留島到着

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

奈留島の焼き物が飾られている

漁船が並ぶ、バスに乗って移動

奈留教会、このあたりは埋め立て地 養殖 マグロをクレーンで
    野茂選手の父の実家
【世界遺産奈留島の江上集落(江上天主堂とその周辺)】

「奈留島の江上集落(江上天主堂とその周辺)」は、潜伏キリシタンの「潜伏」の終焉を可視的に示す集落である。

江上天主堂とその周辺を含む奈留島の江上集落は、潜伏キリシタンにとって禁教したの移住という苛酷な条件の中、移住先の社会・宗教とも共生しつつ自らの信仰を継続した潜伏キリシタンの集落。江上には、長崎市外海地区から4戸が入植したとされている。既存の集落から離れた海に近い谷間に居を構え、僅かな農地および漁業で生計を営みつつ、自らの信仰を組織的に継続。1873年の解禁後、カトリックへと復帰し、かつての信仰の指導者の屋敷を「仮の聖堂」として信仰の場に。1918年、キビナゴ漁によって蓄えた資金を元手に湧水に恵まれ防風に優れた場所に江上天主堂を建てる。

江上天主堂は、教会建築の名工・鉄川与助の設計施工で、湧水による漆器を意識して床を高く上げ、軒裏には装飾を兼ねた通風口を設けるなど在来技術を用いる。また柱には手描きの木目模様、花を描いた窓ガラスの特徴があり、内部は三廊式の平面を持ち、リヴ・ヴォールト天井(こうもり天井)構造で美しい曲線が祈りの空間を包む。
あああ

島内、港近くでランチタイム

 

 

 

 

 

 

 

 

今週末は衆議院選挙で候補者のポスターが貼られている。実際は4人の候補者だそうだが、遠い離島のため見かけるのは3名のみ

あああ
昼ごはん、お刺身、五島うどん   チャーター便が待っている

ここからは新上五島町の若松島のキリシタンクルーズ

キリシタン洞窟
険しい断崖が連なる若松島の南岸に若松島・里ノ浦のキリシタン4家族8名は五島崩れが起きた際に迫害を

避け、船でしか行けない険しい断崖の洞窟に身を隠した。が、4ヶ月ほど多々頃、炊事の煙が置きを通る漁師に見つかり、水責めなど厳しい拷問を受ける。

山の斜面が削られている

これも教会かな

船長が説明をしているが外の船尾にいるので不明

岸壁にキリスト像が見えてきた
若松島だが、陸から行くことは不可
洞窟入口のキリスト像 1967年に入口の崖上に3mのキリスト像が安置された  
土井ノ浦の信徒たちは「死者の日11月2日」の頃にこの洞窟で祈りを捧げ、炊事をして先祖の遺徳を偲ぶ
中ノ島・郷ノ首港へ
 

立派な白い橋が見えてきた

 
  くぐる 振り返る
  中ノ島・郷ノ首港へ着岸 中ノ通島海童神社を通過
  龍馬ゆかりの地 風力発電
坂本龍馬が購入した帆船ワイル・ウェフ号が暴風雨で遭難。12名の同士を失う。鎮魂の想いを込め、遭難場所を眺めて合掌する象が建てられた

龍馬像

 

新上島町崎浦の五島石集落景観

友住地区、古くから漁業が盛んで、江戸時代には捕鯨の町として栄えた崎浦。明治時代になると海岸の砂岩質の石を切り出す石材業が発展し、道や家屋、生活用品に利用されるように。石畳がのびる。

頭ヶ島大橋を渡り、【世界遺産頭ヶ島の集落】へ
【頭ヶ島天主堂】

1813(文化10)年伊能図では頭ヶ島はほぼ無住の状況で描かれる。

現在の頭が島大橋付近にわずかな家屋の記載があるが、これは漁業の網小屋などで、集落ではないと考えられる。また頭が島の白浜には縄文時代の遺跡があるが、それ以降には定住による営みの記録がないまま近世を迎える。

 

無人島状態であった頭ヶ島の本格的開拓は1858(安政5)年仏教との前田義太夫の開拓にはじまる。翌年、大村藩の外海出身で五島列島方面に移住をして鯛ノ浦などに居着いていたキリシタンが移住をはじめ、キリシタンに寛容であった前田義太夫と協力しながら開拓が進む。1867(慶応3)年には当時キリシタンの指導者的存在だったドミンゴ松次郎が頭が島に移り、が奈佐木からクザン神父を招き自宅を兼ねた仮聖堂でミサを行う。頭ヶ島は開学から外国人宣教師に接触するまで短い期間であるものの、その厳しい環境から潜伏信仰に絶好の場であった。しかし、明治に入り、五島崩れといわれる捕縛が置き、頭ヶ島のキリシタンも捕えられ、再び無人に近い島になる。開襟緒gは徐々に信徒が島に戻り教会組織が設立され、木造教会堂が建てられた。

 

白浜地区の海岸の東側一角に頭ヶ島教会の共同墓地がある。5月中旬には一面にピンク色のマツバギクの花が咲き、背景の海の青と対比摺るように美しい景観が現れる。
頭ヶ島は新上五島町の東側に位置する。五島列島の中で最東。周囲は8キロほどで、島の東西方向に2キロほどの小さな島。昭和30年代には240人余りの人が住んでいたが、近年極度に減少。
遠景頭ヶ島天主堂 集落を眺める 無人の轆轤(ろくろ)島
キリシタン墓地 上五島空港は緊急時のみの使用でバスガイドさんは飛行機発着をここで見たことがないと。ヘリコプターらしきものが停まっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

インフォメーションセンター

頭ヶ島教会

キリシタンが近世の信仰を続けるにあたり、周囲と接触が少ない場所を選び、そこで宣教師不在の中、ひそかに独自の信仰を続けた。そのことがキリシタンが信仰活動を続けた集落自体が潜伏信仰の物証で蟻、この世界遺産の構成資産となる。

現在の石造の天主堂は明治20年に建てられた木像教会堂を建て替えた二代目の教会堂であり、石造教会堂は明治43年から麹がはじまり、二度の中断を経た後、大正8年に竣工したもの。

十字架の先が三つ葉のようになっている、船底天井の特徴 ステンドグラス、青=天、緑=草木、赤=太陽、黄=大地を表す 弾圧の道具、
膝の上に石を積み重ねた
  信者たちが砂岩を積み上げて造った 費用がなく窓を作れず
ガイドさん 椿のようだが野イバラ  
  集落内に焼きものの店、香川からの移住者とのこと キリシタン墓地
縄文人が住んでいた?!
若松島の宿に向かう
途中の中ノ浦教会
その日によって姿が変わるということで撮影(バスガイドさんによると)
若松大橋  
若松島に渡ってからも撮影

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

宿からの長め

民宿だけに魚のご馳走

晩ごはん 生ビール 黒ムツ煮付け
鯛飯   天ぷら
鯛飯、青さとウニの吸い物 抹茶アイス お風呂

畳の縁が椿でかわいい!

 

木造なので、慣れておらずのドアの開け閉め、物音がうるさい。

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