HOME    diary FILM  BEADS   野菜ビジュー   エコ学   漢方   料理本

1日目です。 >>2日目

この頃はまっている長野への旅です。今回は戸隠神社、諏訪神社、そしてどこか棚田を見られたらいいなと出発です。今回の宿は、食事の取り回し鉢で訪ねてたかった野沢温泉の旅館に泊まります。

関越自動車道にて、藤岡JCT、更埴JCT、須坂IC、途中、上里SAで休憩します。関越に入ってすぐ事故渋滞に巻き込まれますが、その後順調。

上里SAではこんなおいしそうなレストランの写真。朝食用にパンを買う。

ネギパンは甘くないパンケーキのたたんだ中にネギ、しょうが、おかか、外側ソースたっぷり。しゃくし菜ピザ、カレーパン、夕張メロンパンは中にオレンジ色のメロンジャム入り。 高速道を降り、七曲の厳しい山道、戸隠バードラインを抜けます。お天気が気になったため、早めに戸隠を回ります。まず奥社。戸隠森林植物園の駐車場はもう満車でした。 ここから随身門まで1キロ15分、そこから奥社まで1キロ25分の道のりです。

奥社まで片道40分の道のりです。両脇をうっそうと茂ったスギの木の日陰状態で気持ちよいです。が、スキーのストックをもった人がいたり、ご高齢の方々は見かけず。軽い気持ちで臨んだため水分ももたず…。口ゆすぎで生き返るほど、喉が渇いています。

ずんずん進みます。樹齢四百年の木々です。

岩から生えている樹も。(左地図は奥社参拝図、右地図は戸隠全図。クリック拡大)

随身門(旧仁王門)

奥社参道杉並木 700mの参道の両脇に百数十本のスギの大木が続く
根っこもすごい ここから階段がはじまる 奥社の手前の水

やっと、到着の奥社、背面は岩。

戸隠神社の本社。尼の岩戸を開け戸隠へと投げた天手力雄命(あめのたじからおのみこと)を祀る。嘉祥2年(849)学問行者開山以来、幾度の雪崩にあいつつも霊場は守り続けられた。

九頭龍社は隣

奥社本殿左にあり、戸隠の地主神・九頭龍大神を祀る。生命の源である水を司る神として広く信仰を集め、その信仰は現代に続いている。五穀豊穣、心願成就を祈る。

下る途中、森林植物園を回る。奥社参道からずっと園内、野鳥のさえずりが聞こえます。可憐な高山植物や動植物が、混生林のなかで共生する自然の楽園。さまざまな周遊コースがあり目的に応じて楽しめる。無料。
水芭蕉がぼーぼーと   雷鳥?のマンホール

車で中社まで下ります。こちらで、ぐっと観光地っぽくなります。駐車場から入るので、たぶん正門ではない。

天岩窟にこもった天照大神を、神楽によって再び外にお誘いした智恵の神様・天八意思兼命(あめのやごころおもいかねのみこと)を祀る。三本杉や古木、滝の音が響く境内の厳かな雰囲気が、訪れた人々を厳粛な気持ちにさせる。

御神木、推定樹齢700年 ↓御神輿は金ぴか
神社の裏には水が流れている
表のほうに回ってみる。戸隠三本杉。三樹各72米間隔正三角状にある。鳥居左、道、石段上にある。百比丘の伝説があり古来よりご神木としてあがめられている。
石段上鳥居右鳥居左
この時は、この樹自体が三本から成り立っているから三本杉と思ったけれど、うずらや横、もう一つの樹と合わせて三本杉でした。

そしていよいよお昼です。中社前のうずらやさんです。行った途端、外で待つ人々。1時間半待ちです。こちらを予約して、お参りするべきです。

先ほどの奥社参りの休憩も兼ねて、待ちます!!

お店の方々がとても感じがよく、大きな声で「お待たせして申し訳ございません。」と発しています。ちっともいらいらしません。って、ノンアルコールビールを飲んでます。

待ち時間、どこか席を外していても、その後戻ってくれば、すぐ次に呼んでくださいます。店頭では、蕎麦やお饅頭、野沢菜、蕎麦味噌を売っています。

近くのお店も行列ですが、こちらがいちばん並んでいたようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1時間半後着席。野沢菜、わさび、もり蕎麦が運ばれてきました。天ぷらは野菜とキノコです。どれもおいしい〜。

戸隠神社は5つから成り立っており、さらに下に向かいます。宝光社です。

今日はどれだけ階段を上る?みたいな。

康平元年(1058)より続く、静かで荘厳な社。神仏習合時代の様式を伝える江戸末期寺院建築。天表春命(あめのうわはるのみこと)を祀り、技芸、安産、厄除け、家内安全を祈る。

こちらもお参り。どこも木々が深いです。

戸隠神社最後の火之御子社です。目立たず車で一度行き過ぎてしまいました。

艶やかな踊りで天照大神を天岩窟からお出ましいただいた、天鈿女命(あめのうずめのみこと)を祀る。光明に満ちた世を願い、芸能上達や縁結び、火防を祈る。

そして、長野県といえば、牛に引かれて善光寺参りですね。本堂内撮影不可でした。

三門、本堂側から。

上に上れますが有料。

本堂。中で内陣に入陣可能。500円。真っ暗の、お戒壇めぐりで、極楽の錠前を探り当てよう。 三門、門前から

国宝善光寺本堂は宝永4年(1707年)に再建され、江戸時代中期を代表する仏教建築として国宝に指定されている。間口24m、高さ30m、奥行き54mという壮大な伽藍は東日本最大で、最奥部にある仏堂の手前に広大な礼堂(らいどう)を繋ぐ棟の形が、鐘を叩く撞木(T字型)に似ていることから「撞木造り(しゅくもくづくり)」と呼ばれている。裳階(もこし)を廻らせた二重屋根は総檜皮(ひわだ)葺きとして日本一の規模を誇る。

 

←善光寺三重の塔?日本忠霊殿。資料館として使われています。

仲見世を抜けるとハイカラな雰囲気 御本陣藤屋は、古くは加賀百万石前田家藩主が常宿とし、近代に入ってからは有栖川宮、伊藤博文、福沢諭吉、乃木希典が利用。大正14年に大正ロマンティシズム薫る和魂洋才の館に。 その前の郵便局。一画が他の店舗になっている。
御本陣藤屋が貸切のため、楽茶れんが館(旧信濃中牛馬合資会社社屋)で休憩。年配の黒いロングドレスを着たマダムが給仕している。微妙…。
野沢温泉5時半着。
天然記念物 麻釜熱湯湧泉の下釜 竹伸釜 一般の人は入れません

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そばの御嶽神社

洗濯している人も。よくNHKのニュースでこんな風景を見かけます。野沢温泉のシンボル麻釜(おがま)。以前は大事な生活用品だった麻をここで煮て、皮を剥きやすくしたところから麻釜とあらわすようになったとか。大量の湯を湧出するう源泉で、幾つかの湧出口があります。今でも近在の人が野菜や卵を茹でます。

おみやげものや。ぜんまいを売っていました。

足湯発見 温泉卵製造器 晴れていれば山並みが見える
宿

夕食の時間

 

地ビール

ジャガイモのナマス ジャガイモの醤油煮 小豆入り胡麻豆腐、じゅんさい
鮎の風干し、根曲がり竹の焼き物、豚タン、ゆり根、オクラすり流し 信州サーモンお造り 卵豆腐、エビ入り
ナス揚げ浸しに味のしっかりついたにんじん、長いも、絹さや千切りのせ

紅鱒の東寺風天ぷら

湯葉まきになっているのが

京都風らしい

野沢菜は、葉にくるまれて登場。

 

お品書きに、郷土料理取回し鉢。きくらげの山家煮、煮豆(花豆のふっくら煮)、芋がら田舎風おいしそう。

蒟蒻のきゅうりおろし 根曲がり竹のごはんと、同じく根曲がり竹、鯖缶の味噌汁 メロン、デラウェア