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2009年11月下旬秋も深まり、紅葉の時期の京都を楽しんできました。

1日目
品川駅近くの駐車場に車を停める。(1800円/日)〜品川駅〜京都駅〜末富(京和菓子)〜銀閣寺〜高台寺〜魚津屋(割烹料理)

2日目

光悦寺〜永観堂〜河井寛次郎記念館〜清水寺〜てっさい堂、観山堂〜北大路魯山人展(京都現代美術館)〜川上(割烹料理)

3日目

寺町(和紙、筆、村上開進堂)〜清流亭、熊魚菴〜京都駅〜品川駅

初めて品川駅から新幹線に乗る。 やって来ました。 品川駅アトレのクィーンズ伊勢丹で買ったお弁当。自分で機械にバーコードを読ませて購入。
京都駅に到着し、京菓子「きんとん」の勉強です。既に漉し餡、、色付けされたきんとんが用意されており、火を使わずに作ることができる…、すなわち形作るだけですね。その前に、当主の説明を聞きます。黒いあんは小豆、丹波産は四角、北海道産は丸みがある。丹波大納言は、腹を切らない公家から、その名がつけられている。ゆで水、皮は和菓子店では、廃棄物になるとのこと。(これは以前行ったお醤油やと同じです。)白いあんはいんげん豆で作る。あんを白くすることは難しく、つくね芋を蒸して裏
ごしする方法があり、白を重視する時の方法であるが高価。家庭ではゆりね(黄色みの白さ)がおすすめ。乾いた時は全体的に霧吹きするとよい。白い小豆があり、岡山備中、能登、吉野にある。

京都のお菓子とは、亭主になって客を迎える時のものであり、今では客を迎えることも少なくなり、茶の世界で生きているまでに。

作った菓子に命名。きんとんは二つと同じものは作れない。へたさも味のうち。ただしかわいいものはお茶に似合わない。きんとんは平安時代の女房の衣装文化をくみ、重ねの文化が生きている。そうして、二色、三色と使い分けているのですね。

見本 春っぽい。 着色のあんをこの網を通し紐状に。
ステンレス製は生徒用。 割り箸は先が細くなっており、きんとんをつけるのに好都合です。
高価な白いあんは馬の毛の網を通したもの。

残ったきんとんは布巾で

茶巾絞りにして。

私が作ったもの。おみやげです。
調理実習が終わり、お茶の席へ。こちらはお店の人が作ったもの。 干菓子が回ってきました。秋の季節感たっぷり。 いただいた時も、それが絵になるようにとのこと。
お土産は、自分自身で作ったきんとんと、お店で作ったもの。秋なので、きんなん餅、紅葉賀、龍田川、木がらし、聖夜など。ぎんなん餅の銀杏は、本物。料理に使う時と違い、焼いたりして皮をむけないのでたいへんとのこと。でもそれに見合うくらいおいしい。急いでホテルに帰り、紅葉狩りにでかけます。
夕方の紅葉狩りです。京都っぽい路地を通り抜け、 お店の並ぶ路を進み、 足利尊氏の家来の祖先の茶店を通り過ぎ、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

両脇が高い垣根のところを抜け、料金の払い…、銀閣寺です。

銀閣 向月台  
銀沙灘 花頭窓から ライトアップ
  池の水面を多い尽くす楓 展望台にのぼり銀閣を見る
高台寺へ。ライトアップで有名のようです。駐車場には他県からの車がたくさん。行列に並び、やっと敷地内へ。
高台寺へ。 池が鏡のように紅葉を映し出します。
魚津屋へ。どっしりとしたカウンター、カウンターの向かいは段差があり低くなっています。カウンターの上には大きな七輪があり、ちょっとした炙りものをしています。ご主人は滋賀出身ですが、富山の魚津から店名を取られたようです。
焼いたフカヒレのお吸い物 ふぐの皮、身とクレソン、生野菜が土佐酢に。
みぶなのような青菜の煮浸し、ネギの酒粕煮、落花生の味噌煮 ふぐ刺し ずわい蟹を14分ほど茹でたもの
茹でて、少し炙ったもの さゆり、カラスミ、小芋のたいたんを炙ったもの かにみそ、わさびがきいています。
ご飯を入れて。 蟹の茹で汁に絹豆腐を溶かしたもの ちりめんご飯、きゅうりの漬物
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