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野菜の学校2014 いわき昔野菜
数年来聞いていた「野菜の学校」、日本全国の伝統野菜を取り上げています。

いわきの在来きゅうり

小白井(おじろい)きゅうり

華南型の半白群で、塩水でしっとり漬ける「どぶ漬け」に重宝される。

昔きゅうり

明治時代から代々自家採種により栽培してきたもの

根室きゅうり

根室に嫁いできた女性が、近隣の川辺地区から種を譲り受け、地這い作りの栽培法とともにこの地で受け継ぐ。華北系に通じるきゅうり

馬込半白きゅうり

華南系品種、黒いぼ系

 

相模半白きゅうり

華南系品種、黒いぼ系

 

福島産きゅうり(ブルーム)

鵜渡川(うどがわ)きゅうり(酒田きゅうり、最上きゅうり)

 

ガーキン

とうな
おくいも
わさびダイコン

じゅうねん

 

三和地区には「白蛇のたたり」という民話があり、白蛇をいじめた村人たちを止めに入った神主様が転び、ゴマの木で目をつつき失明。その後、悪天候、不作にみまわれ、白蛇のたたりと恐れた人々は、それを鎮めるためにゴマの栽培を絶ち、じゅうねん栽培が盛んになったといわれる。

 

白種子のほうが栽培が古く、明治時代以前。

黒種子は白種子より含油料量が多く、タンパク質が少ない。

生活習慣病やアレルギー疾患の抑制効果があるといわれる。

ユウガオ
ごんぽっぱ

インゲン

ブルーベリー

蕎麦

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いわきリエゾンオフィス企業組合の出版物

まこもだけパウダー、そうめん

きゅうり陳列 むすめきたか アスパラガス

「むすめきたか(あずき)」は、種皮が薄く早く煮えるため、嫁いだ娘が戻ってきた時にすぐあんこを煮てあげられることからこの名がついたと言われる。

十六ささげと盆

8月13日の盆入りには盆棚を作り、「カワカンジョウ」という南無阿弥陀仏と墨で書かれた経木、餅や団子、そうめん類、柳の木で作った箸、キュウリの刻んだものや十六ささげ

小泉雄紀夫氏の説明

十六ささげ、白インゲン、親孝行豆、黒じゅうねん栽培者 新妻ゆき子さん  
    在来種、同じ種イモで60-70年作り続けている。粘り強く、煮崩れしない、大きい、長持ちする(他のジャガイモを食べきってから食べる)、ずば抜けておいしいことはない
ニンニク栽培

大豆栽培

小豆栽培
じゅうねんレシピ 親孝行豆のレシピ 白いんげん羊羹レシピ
<食べ比べ> 1%塩水に漬けたものと縦に切った生のものとを試食
小白井きゅうり…シャリシャリみずみずしい、かすかに塩味、種多くその周りのゼリー部分がおいしい
通常このくらい熟したものを収穫
相模半白きゅうり…皮が硬い 馬込きゅうり…きゅうり臭さ強い

福島産きゅうり(ブルームあり)

 

目新しさもあり、伝統きゅうりのおいしさを感じます。皮が硬かったり、いぼいぼがおおきかったりで、炒めもの、煮物にも使います。

 

 

<いわき野菜料理の試食>

 

干瓢入りのお味噌汁がとてもおいしい。

 

講座後に買い求めたじゅうねん50g100円と半白きゅうり40円

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