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第12回東京平和映画祭

川崎にて10月4日朝10時から夜8時20分まで。16時頃まで参加。

 

川崎開催、近いような遠いような…行ってみました。

『わたしの、終わらない旅』監督・撮影:坂田雅子 2014年 日本 78分

311東日本大震災で被災したフクシマ、原発について問い直す旅がはじまる。イギリス対岸のフランスでは原発処理水を海にたれ流し状態、ビキニ諸島で強制移住を余儀なくされた島の人々を追って、古くは母親の反原発運動の映像から。

坂田雅子    

『裁判所前の男』 撮影・編集:松原明 日本 2015年 65分

借地に新築の家を建てたら、更新して土地を借りれられなくなり、家を失う。裁判に疑いを持ち、戦いはじめる。突き抜けている。裁判で撮影を禁じられ、傍聴に携帯電話の持ち込みを禁じられる。退出を命じられ、係員たちから追い出され、その時のケガから救急車を呼び、病院へ。診断書を基に被害者届を出すも、棄却。丸の内警察署前で訴えていたら、2週間前裁判所前で守衛に暴力をふるったと逮捕される。そのまま収監。本人不在のまま裁判は行われ、1年2か月の実刑。釈放後、最高裁正面玄関へ。そこは最高裁裁判官が黒塗り車で出入りするところで、下々のものは裏口から入る。そこでどうしても正面突破を狙う。そしてまた地道に裁判所前で活動。国民主権。

  松原明氏 大高氏

学生映像リレー
『中国の2つの戦場』 名古屋同朋高等学校放送部 2014年 16分

 

中国山西省での日本軍の戦場実態を、元兵隊へのインタビューを交え考えます。訓練虐殺、生々しい。

学生映像リレー
『GO VOTE』 SASPL(特定秘密保護法に反対する学生有志の会) 日本 2014年 4分

 

沖縄問題、安保法案、問題あるけれど、どうせ選挙に行っても何も変わらない、この風潮を若者たちが動き始めた。短い映像ながらセンスよく、これなら若者たち、選挙に行くかも。Don't Go Vote から作り出されたコピーとのこと。

学生映像リレー
『練馬駐屯地で見たものは 〜自衛隊はフレンドリー?〜』 練馬文化の会、武蔵大学社会学部メディア社会学科社会実践プロジェクト 2012年 20分

 

大学地元の自衛隊駐屯地に出かけた大学生。最初はアトラクション的に楽しんで、銃を抱え、嬌声をあげている。自衛隊への勧誘あり。が、戦車の号砲が鳴った途端、お遊び気分が一変。

仕掛けたのは教員とのこと。何も知らずにイベントに呼ばれていった学生たちの変化ぶりをカメラが追う。その画像を学生たちが編集。

 

学生トーク

『練馬駐屯地で見たものは』
柳田さんと吉橋さん
元SASPLメンバー
沖縄出身元山仁士郎さん
 

『戦争のつくりかた』 監修:小森陽一 制作:九条を守ろう! 2005年 7分

 

国家が戦争に向かう時に、起こること。そんなことごとが起きたら、注意しよう。根岸季衣がナレーター。

ゲストトーク:木村草太氏

憲法学者としてテレビに引っ張りだこです。『戦争のつくりかた』を観て、どうですか、の質問に。「この作品を観ても、無関心層の人を変えることはできない。」と一刀両断。

 

50分ほどのトーク。例え話がうまい。

 

安保法案、45度の泡盛をアルコールではないと言って飲み、運転するようなもの。

 

いくつもの法案をひとまとめにして通した。その中でよいものもある。だが、悪いものがひとつでもあれば通してはいけない。

 

自民党、同人誌のよう。同人誌は同じ趣味の人が集まって盛り上がっているという点において。

 

ひとことでご自分の意見をを表現してくださいと言われ、それは父についてどんな人ですか?と訊かれるのと同じようなもので返事ができない。本があるので、それを読んでください。→持参の本の販売へと。

 

今後私たちはどうしたらよいですか、の問いに、今度の選挙で、ねじれ国会を作ること、です。

新アニメーションバージョン

 

セリフは英語

 

映画『泥の花』、『パパ、遺伝子組み換えってなぁに?』、『パワー・トゥ・ザ・ピープル』は観ずに帰宅。

たくさんの人がずっと一日中観ている感じでした。

 
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