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改めて和食を学ぶ 「和食って何だろう?―和食の定義―」

7時開始の講座、軽食が用意されていました。今回はローストビーフ、その下には飯尾醸造のお酢を使った酢飯。ほんのり茶色い色。紀州堀河屋の醤油が添えられています。企画・講師の木村さんは何を作ろうと考え、塩むすびではいつも通りだし、NHK「ごちそうさん」で最後のほうに登場したGHQの軍人が持ち込んだ牛肉で作ったローストビーフを思いつかれたそうです。お醤油がまろやかでさっぱり、ローストビーフにぴったりの組み合わせでした。

和食の定義

「多様で新鮮な食材とその持ち味の尊重」

「栄養バランスに優れた健康的な食生活」

「自然の美しさや季節の移ろいの表現」

「正月などの年中行事との密接な関わり」

現代の日本料理

1.家庭料理 日本型食事 昭和20年以降混合された食事に。白いご飯に合うおかず、酒の肴

2.関東料理 江戸料理の延長線 武士建前の料理でもうない 本膳料理(一の膳、二の膳、…)大量に並べ、冷めてしまう

3.関西料理 大阪・神戸中心 商いの人の料理 大阪食い倒れ、様式、外観にとらわれず、普段つつましく、食いきり料理、順序次々においしく食べることができる、ご飯までは酒の肴、お椀・刺身がメイン、潮仕立て、味噌仕立て(汁ものでない)

4.京料理

a.精進料理 寺院多く発達、動物性食材用いず、豆腐・湯葉・お麩・京野菜

b.茶懐石料理 お金を出すようなものではないという人も 茶道の心得

c.仕出料理 盆地で端から端まで遠くない 出前で届けさせる 祇園…仕出し屋たくさん、食いきり、お弁当形式

d.有識料理 陛下・公家がいて食べていた食事 今も京都に存在

5.郷土料理 合理的な料理 調理法が洗練されなければ田舎料理

6.エスニック

7.その他(専門料理) すし、てんぷら、鰻、蕎麦は専門店で食べるもの

 

和食とは、素材を素材以上においしくしてはだめ、季節感がある

 
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