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テンペを作ってみよう!-畑のカマンベール?テンペ菌で作る無塩発酵大豆- 根岸由希子氏

ゆでた大豆を原料にテンペ菌を使って発酵させます。白い菌糸が美しく、ケーク状に固まり、スライスし、いろんな料理に使えます。
先生持参のテンペは後で試食 テンペの本 本日作るテンペのための大豆は
神前のもの、水に浸したもの
気さくな講師の根岸由希子氏 水を張り 酢を加え酸性にし(細菌類の増殖を防ぐため、納豆菌のじゃまを防ぐため)、ゆでる

先生の実験室で作られたテンペ、テンペ菌がびっちりです。

さて、これを料理に使おうと思うと指南書がないとハードル高い。それでレシピ本もいくつか出されています。それでもブランチング(blanching=ゆでる、蒸すなどの加熱処理。野菜の酵素や微生物のはたらきを止め、加工や保存中の変化を防ぐ)をすませておかないと、カビが付きやすい。

テンペは醤油、味噌と違い無塩発酵この図は、先生の授業で、発酵を説明するのによく使用するものとのこと。女子栄養大学で1年生向けに発酵学の講座を開講、試食が多いのでたくさんの受講生が申し込み、準備がたいへん。
調理に入ります
皮をむき、ぐつぐつ煮る
ざるにあけ 冷ましてから片栗粉でのばした
テンペ菌を大豆にまぶす
テンペ菌増量し、その後、穴を開けた袋に詰めて持ち帰る。30度で2日間保管。空気があたるようにしなければならない。意外と難しい。(結局、保冷ボックスに湯たんぽと入れておいた。)

先生、テンペをカット

生のまま試食

塩コショウし、油で揚げる カリッとさせ、
ガーリック味、クミン味に
本日発酵クラス最終日のため、引き続き、発酵食品持ち寄りで打ち上げです。
各種甘酒 味噌、納豆 からすみ、カナッペ、落花生
味噌バーニャカウダ、味噌漬け豆腐、
アンチョビ、アップルケーキ
カナッペ クッキー
ヒトミさんの髪飾り 居酒屋へ ぎゅうちゃんの寝顔

2日後に完成したテンペ。

切ると、びっちり白いテンペ菌が張り巡らされています♪

空気穴を開けていないビニール底部はテンペ菌が張らず豆がほろほろ崩れます。

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