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2011ファベックス

惣菜デリカ・弁当・中食・外食業界の業務用専門展(第8回デザート・スイーツ・ドリンク展/第1回米粉産業展)The World Food And Beverage Great EX 2001へ。

プレゼンを見学します。4月の予定が震災で延期され6月初旬となったため、プレゼン演者は当日行くまでわからず、本日の内容をチェックし観覧します。

「甘味料でお菓子が変わる!〜和三盆・黒糖・グラニュー糖〜」

ホテルニューオータニ中島眞介氏

コーヒーゼリー(途中から見学のため黒糖味のみいただく)、マドレーヌで、甘味料を変えて味比べです。和三盆のマドレーヌ、かなり和三盆が入っているのか甘めですが、マドレーヌには和三盆を使わずともよいかな…。グラニュー糖のマドレーヌだけにはレモンの皮とジュースが少し入っています。また総てにバカルディが含まれ、???。聞くは一時の恥、リキュールとのこと。ラム酒のことのようです。

「米粉ビジネスへの鍵=キーワードはこれだ」

NPO法人国内産米粉促進ネットワーク副理事長萩田敏氏

パワーポイントを使って講演

キーワードは機能性、カロリー、産地情報

<米粉食品の普及・定着における要点>

1.食料への意識

2.なぜ米粉食品か

3.小麦粉食品を基準にするな

4.需要に合った原料米生産

5.生産から販売までのプロモート

6.安全・安心へのコスト意識

<米粉、規格がない>

1.粒度(粒の大きさ)

2.アミロース 高い⇔低い

3.デンプン損傷度 加水量 製粉特性

<平成32年度 50万トンにしよう> 

5000億円の市場規模

<お米のよさ>

小麦粉65%吸水量

米粉のパン 77-80% もっちり感 

油に対する低吸油

水に対する親和性

<食用小麦の用途別需要量>

家庭用…裁断形状によって

餃子の皮、ラザニア、もんじゃ、デザート

<マーケティングの視点>

生産者、加工業者、商品製造者のリンク

<加工向けの種類等>

高アミロース米…フォー、米粉糖、パスタ

中アミロース米…米粉パン、ケーキ、調理用団子

色素米…機能性、付加価値

宮城県プレゼンテーションは 石巻市の轄mサ長寿味噌本舗
震災で、高台に建つ味噌工場は無事だったものの醤油工場は被災

大豆麹と米麹を併用する独自の味噌造り。発酵期間中はクラシック音楽(ビバルディ)を聴かせている。
みそウィンナー、味噌カステラ試食

J-MENは群馬製粉
有名シェフ、料理人がJ麺を料理しています。小麦およびグルテンを一切使用せず、”茹で伸び”しにくい。
試食品なかったかな。
群馬の麺でおいしかった
生うどん根岸物産

米粉商品(まだ中身の入っていないものも)いろいろ。商品開発されています。

食の復興・県産品応援ゾーン「福島」です。「茨城」もチェック、メロン(旭村単独のためなのかアンデス・クインシーのみ)、玉ねぎをホットプレートで炒めたり、青菜の油揚げの煮浸しの冷凍もの解凍を出していたり。インパクト薄い。

きれいなボトル、お酒だったかな。こうして価格が表示されており、買えるのかどうか訊ねませんでした。

モリモト有機農産のオニオンソテー(オイル不使用)、バジルペースト

ぜんざいのおいしかった泉万醸造株式会社は名古屋っぽいたれ、調味料を扱っている

ゴマペースト

パンやお菓子のパッケージ

グリコで米粉菓子、惣菜レシピをいただいたり、ドイツワインの試飲もしました。試飲帰る間際のためNさんから制限入る。オーガニックワイン、青りんご風味プロイセン領のもの美味しかった〜。

めぐすりの木は日光メープルとして売り出していました。 イーゼンの雑穀

カルピジャーニジャパンによるセミナー、ベルグの4月山本次夫シェフ

アントルメグラッセ「アイスクリームで作ったデコレーションケーキ」

カスタードクリームを作っていますが、ジャム(コンフィチュール)、冷たいジェラートも作れる優れもののマシン。その左横は-30℃のショックフリーザー。

煮ている?洋菓子店では殻付きの卵はもはや使用せず。全卵、卵黄の状態のものを購入している。殻に汚れ、菌が付着しているため。それにしても黄色い…。

セルクルにアイスクリームを詰める。この大きさが家庭用冷蔵庫に邪魔にならず収納するのにベストとのこと。

助手の人は別の作業をしている

スポンジを重ね、グラスで飾りつけ

冷凍苺をジャムにくぐらせ置く

機械で作ったカスタード試食。手間のかかるカスタードが機械でできるのは業者にとってもありがたい。

山本シェフは何でも質問どうぞ…と気さくな方。イチゴは畑を借り切って栽培もしたが、今は産地リレーで各地のものを使用。今日のイチゴはトチオトメかな。ベルグの4月ではイチゴはオゾン洗浄しているとのこと。先日失敗したチーズケーキのアドバイスをいただく(無理やり…)。
熊本ご出身ということで、菊池マンゴーのアントルメグラッセも商品化されている。マンゴーおいしそう!火の国という名前を冠しているとのこと。ネーミング!が大切と山本シェフ。

 

試食用のアントルメグラッセ。日経の土曜日版でデザート1として掲載され、オーダー後半年待ちにまでなったもの。

カルピジャーニジャパンのブースの展示。機械で作ったグラス、ジェラートが美しい。

ワイルドベリー

五穀米

大好きな桑茶が商品化されている。お蚕さんを飼っていた本場ならではの桑の葉を使ったものとのこと。

ふりかけ、大人用は添加物無しとのこと…。

コラーゲンということばに吸い寄せられたブース。寒天麺は糸コンみたいでした。ラーメンタレが化学調味料の味付け?

旭化成のクッキングシートと
フリーズドライの野菜は大根おろしまであります。

米粉パウダー、パン粉のような米粉もありました。イメージキャラクターはテリー伊藤、石川遼、長谷川理恵、その他エイベックスのタレント起用のよう。

杏仁豆腐は薬膳に使えます。

大関酒粕ペースト、大切に使おう。

ということで我ながら精力的に見て回りました。(ありえない!)5時間ほど滞在。

不景気の中、商品開発を進め、ヒット商品を生み出すか…、日々皆様努力を重ねているのだと感じた次第です。

大関発酵パウダー、どうやって使うのかな?

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