日本野菜ソムリエ協会の、伊達市の桃を味わうイベント。
透過式光センサー糖度12度以上「あかつき」をふんだんにつかった、渋谷PATINASTELLAエグゼクティブシェフ杉浦仁志氏による、この日限りのスペシャル桃コース。
会の前半には伊達市の紹介、東日本大震災以降の苦悩、除染後の現状の話を聞きました。基準値100ベクレルを超える桃は平成24年以降なし、検出限界値未満の値となっているとのこと…。風評被害払拭のため、きちんと説明されていました。知りたいのは実態被害ですが、予防措置原則は全く浸透していません。でも今日の桃は思いっきりいただきます。
後半は趣向を凝らした桃料理の数々。惜しみなくレシピを教えてくださるシェフ。冷製桃のカッペリーニの作り方の秘訣。だからほどよい冷え加減。コースの中でいちばんのお気に入り。そして鴨の苦手な私は、一皿前に、「別のものに変えることは無理ですよね。」とダメ元で訊ねたところ、しばらくしてからOKの返事。このソースには鴨がいちばん合うということでしたが、牛との相性もよく、完食。
平日ランチの幸せなひとときとなりました。