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横浜から170キロほど。ということは水戸とほぼ同じ。でも遠い。回り道。渋滞に巻き込まれることも多い。こうしてみると、埼玉を斜めにたっぷり走っている。群馬県に入ったらもう目的地。県庁所在地の前橋に対する高崎とは?中曽根、福田有名政治家が地盤とした高崎とは???県内には、磯部、草津、伊香保、四万温泉と名湯も。残念ながら今回は温泉は行けず。

今回の旅のきっかけとなる高島屋の個展へ。たくさん飾ってあります。見るだけ。

無国籍料理店ムー・タオ。豆腐ときのこづくし。

エビのお通し 牡蠣のトムヤン鍋、豆腐入り。 春巻。
ビールのあと。群馬の酒、群馬泉は甘い。アボカドのたたきと韓国のり、貝割れ大根をわさび醤油で。ナンのピザ。タコスソースなのかひき肉入りのソースにエビ、チーズで焼き、ケチャップ。タイ、ベトナム、モロッコ、韓国の料理を創作料理されているような。朝の5時まで営業で、若者が多い。
まず高崎観音へ。カーナビ入力間違え、観音屋さんへ。最中のお菓子がかわいらしくそのまま行ってみることに。アーケード街にあるらしいので、車をコインパーキングに入れ、来店。店構えは昭和のイメージ。撮影の許可を得たので、買い物後パチリ。店主もしっかり納まってくれている。そして肝心の最中。あずき、コーヒー、胡麻、オレンジ、チョコレー
トの風味。色もかわいい。観音様の形をしており、具合の悪いところから念じて食べるとよいとか。そして、高崎観音の建つ山のほうへ。遠くに小さく観音様も見えます。走っていると、雪をすっぽり冠った山。富士山ではなく…、浅間山でしょうか。そして山を登り、展望駐車場へ。ここから10分弱歩くと高崎観音です。おみやげ参道を通り抜けていくと、見えてきました。

 

 

 

 

 

 

青空に白い観音。中に入って胎内めぐり。階段を登りつめて、肩のところまで。中から四方を眺めます。東京方面、浅間山、、前橋、日光方面などを望む。同じく様々な像が飾ってあり、干支により守護像あり。

阿弥陀如来 聖徳太子 摩利支天
妙見菩薩   閻魔大王
普賢菩薩(上) 白衣観音(下) 大日如来 観音と梅

日本的な景色にはやはり梅、桜が似合います。

吊り橋があるようなので歩いて行ってみます。ほどなく吊り橋。向こうの山へとつながっています。吊橋からも観音様が見えます。途中、シートを拡げお弁当を食べる子ども連れの集団。みかん、お弁当がおいしそう。そして、立派な建物は高崎市染料植物園です。

200円の入館料で見学します。染料はもちろん自然の植物から。古くは聖徳太子時代の身分を表す衣服の色の紹介。植物からこんなたくさんのきれいな色が生み出されていたのです!藍染2日間の実習中。土日を利用し、講習を気軽に受けられるとはうらやましい。広い庭園?観音山で道に迷う。駐車場と思って行くと、植物園の駐車場。また戻って展望駐車場を目指す。健康的。
観音様のところまで戻る。ミニ庭園。中央にミニ観音。そして金魚。 前橋名物、焼まんじゅう。頼むとその場で焼く。200円。あまり売れていない。 パンのようなものに、赤味噌・水あめベースのたれをからめ、焼いたもの。ご当地グルメ。200円。
駐車場横の一望閣でランチ。景色はすばらしい。鍋焼きうどんをオーダー。階段下の店舗で作り運んできてくださる。ずっと待って運ばれ、さらに、旅館の食事でよく使われる水色の火起こしで、それが終わる頃できあがるころ食べ頃と言われさらに10分以上、待つ。天ぷらじとっと、汁も材料に吸われ…。下のレストランも客なし。
少林山達磨寺です。こんなお寺もあるのですね。全国各地の達磨が飾られていたり博物館のよう。そして右目にカメラが取り付けられた黄色い達磨。テレビの画面にその映像が写ります。鐘を突きます。「心静かにゆっくり二回。一つきめは自分の心が安らかでありますように。二つきめはみんなが幸わせでありますように。境内の白い椿。購入の達磨。目玉の入れ方もちゃんと書かれています。右目をまず入れます。

明治5年(1872)日本初の官営工場、富岡製糸工場へ。世界遺産暫定リストに正式にリストアップされ登録を目指しています。その理由は、日本の近代産業の礎となったこと、また明治初期の木骨レンガ造の建造物がほぼそのまま現存していること。

富岡に建てられたのは、周辺の養蚕地域から良質の繭が得られたこと、工場建設に必要な広い土地が用意でき、町民が建設に同意したこと、製糸に必要な良質な水を既存の用水から確保できたことなど。政府は外国人指導者としてフランス人ポール・ブリューナを雇い入れる。国策事業でもあり、また当時の「異人に生き血を搾り取られる」という噂を打ち消すためにエリートであった政府職員の娘や士族や華族の娘が集められた。

揚返工場 フランス人女性教師の寮 操糸工場

乾燥場。大量の繭を2階に運び6〜8時間かけて乾燥させていた。当時をしのばせる標語がありました。

官営工場後、三井家に払い下げられ、原合名会社の手を経て、昭和14年に片倉工業株式会社の所有となり全盛を築く。昭和63年3月に操業を中止した後片倉工業が保全管理を努めてきたが、平成17年7月国史跡に指定されたことを機に同年9月30日を以って全建造物を富岡市に寄贈。平成18年7月に操業当初の建造物等が重要文化時に指定される。

ガイドブックに載っていた「ぶんぶんとまと」へ。細い道を通り、普通の家に「ぶんぶんとまと」の布が。決して店のようではありません。冷蔵庫からとっておきのトマトをだしてくださり味見。できるだけ水を与えずにトマト栽培。がっちりしています。トマトジュースも濃厚です。購入。横浜から来たというと、赤レンガつながりで喜んでくださる。明治時代の生糸の貿易港は横浜だとも。

トマトジャム、トマトケチャップ、サルサソースを味見。トマトジュース購入。ジュースと思えないほどどろどろ。トマトジュースのビール割りがおいしいと伺う。(帰宅後、試してみるとおいしい!!!普通のトマトジュースではこうはならない。)おじいさんの小遣い稼ぎのほうれんそう、おまけのトマトをいただく。とにかく水分が少ない果肉の厚いトマト。

旅も終わりへ。高速道路乗る前に、お茶休憩。ガイドブックに載っていたケーキショップに行くとホワイトデイ直後なので喫茶は営業しておらず。インター直前に別の店に。ケーキセット。ケーキを頼まないとお茶が飲めない…。果実のロールケーキとチーズケーキ。短い1泊の旅でした。

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