ジェットフォイルすいせい。設計はボーイング社です。船体を海面に浮上させて走行することで、3.5mの荒波でも時速80kmの超高速で走行。ガスタービンエンジンで駆動されるウォータージェットポンプにより1分間に約150トンの海水を1平方センチメールにつき9kgの高圧力で噴射させて前進。
また、船体の前後にある水中翼の揚力で海面に浮上させる。翼走中のジェットフォイルは、航空機ときわめて似ている。大気の代わりに水で揚力を得ることで、海面に浮上させていることから"海の飛行機"と呼ばれる。