偕楽園には何度も足を運んでいますが、中央にそびえる桜の木。しかしながら花が咲いているのを見たことがない。それならと、やっと左近桜を目当てに行ってみました。
水戸徳川九代の藩主徳川斉昭の夫人登美宮様は水戸家に御降嫁されるにあたり宮中にお暇乞いに参内
せられた時、仁考天皇から下賜された鉢植の桜を弘道館が出来たときにここに植えられました。。しかし、枯死してしまい、昭和38年京都御所の左近桜の根分けを宮内庁へお願いし、領与を受けて植えたのがこの桜とのことです。